譜読みがつっかえている生徒その1
前述、鍵盤にシール貼り。そこでつっかえている生徒がいる。「ど」はわかるようになった。わからないのは高い音、低い音という音の概念。小鳥の声はこっちの鍵盤(高い方)、ということはやっとわかるようになった。「それを高いというんだよ。」ということが入らない。「鍵盤のこっち(低い方)はライオンの声ね」で場所と音はなんとなくわかるようになったけど「それを低いという」という言葉は入らない。まだ5歳だからそのうちわかるようになるとは思うのだけど、概念を教えるのは意外と難しいと思う。
「お父さんとお母さんの声どっちが低いかな?」
「お母さん」
「・・・・」
という状態。
「お父さんとお母さんの声どっちが低いかな?」
「お母さん」
「・・・・」
という状態。