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立体把握と譜読みの能力

 以前から、譜面の読める子と譜面がいつまでたっても読めない子の違いについて考察していた。同じに教えているのに理解が全然違うからだ。
 段々わかってきたのは、立体把握能力(3Dの把握)に違いがあるということだ。わかる子はまあ置いておいて、わからない子。
 まず、真ん中、高い音、低い音の鍵盤の位置の把握ができない。
 次に楽譜は上に向かって高い音になっていくが鍵盤は右に行くと高い音になるのだからもっと混乱する。
 こういうタイプの子は算数も苦手だし、そのうち地図の把握もできないということにもなる。こういうタイプの子にいくら理論で説明しても「わからないんだからわからない」、という状態に陥る。
で、どうしたら、という話になるのだが、視覚的、経験的に刷り込んで行く、という方法を取ってみている。
真ん中のドに黄色、高いドにピンク、高い高いドに緑、低いドに緑、低い低いドに青の付箋を貼らせる。そして五線譜に大譜表を印し、それぞれの音を書く、もしくは私が書いて付箋と同じ色を塗らせる。真ん中のドから高いドにピンクのマスキングテープを貼らせ、五線譜のその位置に色を塗らせる。低い方には青で同じく。
 これを来るたびに遊び感覚で繰り返し繰り返しやる。この方法が結構効果がある。そうこうするうちに読めて来る子も多い。

2018発表会が終わって

今年も発表会が終わりました。と言ってももうひと月以上たちますね。ようやく気持ちが落ち着いてブログを書いています。何と言ってもこの夏は暑過ぎて疲れが取れるのにこれくらい経ったのかな?
今回は念願のホールでの発表会、生徒さんたちも張り切ってのぞんだことと思います。リハーサルもホールでできたので十分な経験ができたかな?
毎年お手伝いを親御さんに頼むのだけどなかなかスムーズに引き受けてもらえず苦労するので今回は外部に発注、その分経費はかかるけれどどちらかになるのはやむを得ない。でも以前の生徒やその親御さんが喜んで手伝ってくれて、逆にとても私にとっては嬉しいことでした。成長した生徒さんと話ができたり、ちょっと前のお教室の話が出たり楽しいひとときになりました。
課題はつっかえる人が多いこと。練習がもう少し足りていない、または詰めが甘い。もう少し早くから練習を始めた方がよいのかしら?と思います。でも一年って意外とあっという間なんですよね。気を引きしめなくては。
来年は武蔵ホール、ベヒシュタインの良いピアノのあるホールです。

待っていた生徒

小学校できつく叱られ不登校になってしまったS君。とてもきちんとした子だったのだけど乱暴をするようになった。とてもいい子という印象だったので自分をきちんとコントロールしていたようだ。ピアノにも来られなくなって半年休んでいたのだけど,今日レッスンにやってきた。自分をコントロール出来るということは素晴らしい事だけど過剰になると自分を否定したり、爆発したり、諸刃の剣という部分もある。感じる力がとても強いので叱られた事が自己否定につながったり、辛さも倍加したりする可能性もある。私にできることは,音楽をする上でその感じる力はとても強い味方だということ、そして感情を昇華する方法ともなるのだという事を伝える事。でも今日来られて本当に良かった。笑顔でとても楽しそうにピアノに向かうS君、半年心配しながら待ってたよ。親御さんもとても良い対処をされたと思います。大変でしたね。

2017発表会終了

昨日発表会が無事終了です。ぎりぎりまで皆を追い立て本番に向かうのですけど,毎年。大曲を演奏する生徒も増えて来ているので一年を通して計画を練らなければと思います。生徒数もかなり多くなってきているので雑用もその分多くこの部分ももっと計画せねば。昨年から世話人をしてくれるお弟子がいてくれて細かいところまで気を使ってくれて助かりました。人を雇った方がよいのかな、でもお手伝いで参加する事で発表会に積極的になるということもあるのでどちらがよいかはむずかしいところです。
花束2017
さて、昨日の今日で早起きは辛いと思いつつも、頑張ってゆめりあホールの抽選会に行ったところ、何と来年の日曜日の抽選が当たりました!!皆さん来年はホールで発表会です!!

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生徒達が喜んで練習する方法

発表会が近づいて来る。もう恒例となっているので何の曲を弾くのか,自分で決めてくる子もいる。今年は一人一人に,その子の感性にぴったり合う曲を選んでみた。お勉強ということも考えるとそればかりでは済まないという頭がどうしてもあって、曲を選んでいたのだけれど、ほとんどの子は将来音楽の道をめざしていくわけでもない。好きな曲を一曲も弾かせてもらえなかった私の経験を感じたとき、もっともっとピアノが好きになる方法があったはず、と思うのだ。そして,ほとんどの子にそういう曲を選んだ結果、みんな練習をしてくる。やはり、弾きたいという気持ちが大切。当たり前と言えば当たり前なのだけれどこれほどはっきり結果がでるのだなあ・・・と思う。その上でどこまで様々な曲に当たらせる事が出来るのかな,という課題もあるが、とりあえず皆がいきいきと弾いているのは楽しい。大人はもちろん好き曲,弾きたい曲を選びます。
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しろ薔薇

Author:しろ薔薇
ようこそ
ピアニストの坂田麻里です。
わたしのホームページはこちら
http://www.marisakata.com

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